🔹はじめに

ゆうちょ銀行といえば「小銭が無料で預けられる」というイメージ、ありませんか?
実際、2022年の制度変更までは、何枚預けても無料でした。
私も「ゆうちょなら小銭OK!」と信じていて、これまで何度も通帳にジャラジャラ記帳してきたクチです。
でも、ある日いつものように預けに行ったら──
「無料のはず」なのに、制限をかけられてしまいました。
この記事では、
- 小銭が無料のはずなのに受けた“制限”の内容
- ゆうちょ銀行の硬貨取り扱いルールの変更点
- 注意すべき落とし穴
を、実体験をベースにわかりやすくまとめていきます!
🔸無料ルールは知ってた。でも制限された
先日、私は溜まった小銭をちゃんと100枚以内に分けて、ゆうちょの窓口に持ち込みました。
というのも、ゆうちょ銀行では “2024年4月1日から「1回100枚までなら無料」” という新ルールに変わったから。
この制度はありがたい!と思って、さっそく実践してみたわけです。
ところが窓口で言われたのが…
「最近、小銭の持ち込みが非常に多くなっていて…」
「同じ方から短期間に何度も預けられるのはご遠慮いただいています」
……え?100枚以内でもダメなの?
どうやら、「制度内だからOK!」という気持ちで連日持ち込むような行為は、業務負担の観点から“制限対象”になることがあるようです。
🔸昔は何枚でも無料だった。けど…
もともと、2022年1月16日以前は、小銭は何枚でも完全無料でした。
ところが翌17日から、「人手不足」や「機械の負荷」などを背景に、以下のような手数料制度が導入されました。
💰2022年1月~2024年3月の手数料(旧制度)
枚数 | 手数料(税込) |
---|---|
1〜50枚 | 無料 |
51〜100枚 | 550円 |
101〜500枚 | 825円 |
501枚以上 | 1,100円 |
そして、少し緩和されたのが2024年4月。
🔸【2024年4月〜】現在のルール
枚数 | 手数料(税込) |
---|---|
1〜100枚 | 無料 |
101〜500枚 | 550円 |
501枚以上 | 1,100円 |
つまり、今は100枚までは無料で預けられます。
ただしこれは「1回につき」の話。
私のように「じゃあ毎日持っていけばいいじゃん!」というのは、暗黙の制限に引っかかる可能性があるというわけです。
🔸どうするのが正解?
ゆうちょ側も「明確に禁止してるわけではない」と言いつつ、こうした連続持ち込みには対応が分かれるそうです。
✔ 小銭を預けるときのポイント
・地方局や小さな郵便局はとくに負荷が大きいので配慮を
・100枚以内なら無料(2024年4月以降)
・複数日に分ける場合も、事前に相談したほうが確実
・ATMは100枚までの対応だが、機種や地域により異なる
🔸まとめ|「無料=無制限」ではない時代

ゆうちょ銀行では、2024年4月から100枚まで無料に緩和
しかし、短期間での繰り返し預け入れは“制限対象”になる可能性あり
「昔はタダだったのに…」という思い込みで行動すると、思わぬトラブルに
私のように「ルールは知ってたけど、気持ちは“以前の感覚”のまま」という方、けっこう多いんじゃないでしょうか?
制度の“表面”だけでなく、実際の“運用”を知っておくことが大切だなと痛感しました。
小銭を預けに行く前に、ぜひこの記事を思い出してもらえたら嬉しいです!
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